この夏、長年履いていたHush Puppiesの靴を2足(黒・茶)を捨てた。 もはや、いつ買ったか分からないくらいの靴だ。 最後は底のスポンジが薄くなったためか、履いていても疲れるようになったり、幾度も雨に濡れて多少蒸れることもあった。 あと一時期、用紙管理の仕事をしていたときに台車操作でかなり手荒に扱ってしまい、外見上もボロボロになってしまったというのが捨てた理由だ。 最後の1か月くらいから「今まで世話になったね」という気持ちで履いていたのだが、ごみ袋に入れるときは本当に捨てていいのだろうかと思い悩んだ。 なぜなら…30代後半の自分は外にいるときは、ほとんどこの2足と共にしていたからである。 仕事もプライベートどちらでも使える便利な靴だったので、どこに行くときも一緒だった。 会社、競馬場、婚活パーティー、野球観戦、四万十川、広島、仙台、そして日常。 一番つらかった時期も、楽しい時期も支えてくれた靴だった。 三郷で冠水した道を歩いたときは、もう無理かと思ったけど乾燥させたら再び履くことができた。 山口の錦帯橋でずぶ濡れになって広島で1泊したときも、夜中のうちに乾いてくれて次の日も履くことができた。 次買うとしたら、今度は大事に手入れしないとな…